英語で世界は広がるが、広げるのは自分

『英語を知ると世界が広がる』

よく言われる、またよく聞く言葉ですよね。

Hello!

冬はいつ来るの?

どうも、充実の10月を過ごしたカワノです。

さて先月、20年ぶりに【かずさん】に会ってきました。

アメリカ留学時、現地で出会った初めての日本人です。

私の偉大な友人で、人生の財産です。

今回は、カワノの留学についてお話しします。

Helloアメリカ!ここはどこ?

1997年、18歳、高校を卒業してすぐにアメリカに留学した私。

英語が得意科目だったから?  いいえ。

英語に興味があったから?  いいえ。

両親の強い要望(半ば強制的)と、バスケットボールをしに。

英語は全く分からない状態での渡米。『無知って強い』笑。

空港では、コーディネーターさんが手配してくれたアメリカ人がお迎え。

話しかけられても、ジェスチャーしてくれても、書いてくれても

「???」な私。

こうなると向こうの方もお手上げ。

最後には訳の分からないまま、小さめのバスに乗せられバイバーイ!

『どどどど、どこに行くの?』『 え?え?1人なの?』

寝たら死ぬ!くらいの気持ちでバスに乗ってました。笑

バスの先には…

留学先はウィスコンシン州立大学スタウト校の語学学校

University of Wisconsin-Stout

程よく田舎で程よく留学生がいて、いい学校でした。

さて、バスの話の続きです。

メノモニーという町のモーテルで運転手さんに降ろされた私。

コーディネーターさんに渡されたメモ通りに行動しました。

モーテルに入る、メモ用紙を渡す、大学に電話してもらう。

(自分は何もしない。笑)

そして大学からお迎えが来る。はいバッチリー!

のはずだったんですが!!

あれ?受付のお姉さんが何か言ってくれてる。

もちろん分からない!!涙。コレクトコールで日本に電話。

私→母→コーディネーターさん→モーテル&私 の順に電話。

なんと、土日で大学が休みだから誰も電話に出ない!

つまり、お迎えは来ない!ガーーーーーン。。。

月曜日までモーテルで待機しないといけないことになりました。

コーディネーターさんの手はずで 1部屋とって泊まることになりました。

(ここでも自分では何もしない)

ホテルでガクブル

そんなこんなで、モーテルに泊まることになった私。

お腹すいたなー。

モーテルの前にはマクドナルドが!

でも英語わからない!お外怖い!

これは高速道路なの?の向こう側には食べ物があるのに行けない。涙

仕方ないから1人モーテルの部屋で震えていた私。

なんとそのまま、お母さんに渡されたお菓子で2日間過ごしました。

やっときたお迎え!言葉がわかる!

そして月曜日、やっと来たお迎え!

そこで来てくれたのが、かずさんでした。

日本人だ!日本語だ!言葉が通じる!嬉しい!

泣きそうな私にとても優しく、親切に学校まで案内してくれました。

この時の話は、今でもかずさんとします。

2人で毎回大爆笑です。

そして現在

それからは、日本人で唯一 1番下のクラスに入り

語学学校で楽しい日々を過ごしました。

素晴らしいルームメイトに助けられ、頼もしい日本人の人たちに助けられ

助けられてばっかり(しかも1年間英語を話さなかった…)

まぁそれはまた別の機会に書きますね。(笑)

あれから25年

私が転校して違う大学に行っても会いに来てくれたかずさん

そんなかずさんと、最後に会ってから20年

連絡は取っていたけれどなかなか会えずにいました。

同じ日本にいるのに。

そしたらコロナになって外出や遠出が難しくなって。

今回、機会があったので思い切って会ってきました。

乗り慣れていない電車に乗るのは、あの時のバスくらいドキドキしました。笑

モーテルの前で待ってた時のように、ホームまで迎えに来てくれたかずさん

飛び跳ねて喜ぶ私。また泣きそうでした。笑

1日一緒に過ごせてとても楽しかったです。

帰り際には「また会おうな!」って力いっぱいハグしてくれて

また泣きそうになった。

英語のおかげ?いや自分のおかげ

かずさんに出会えたのは、私の人生の財産です。

留学したから、英語を学びにいったから出会えました。

留学して、英語を話せるようになって、たくさんの人や場所に出会いました。

でも出会えても、続けることが大事だと実感しました。

今回、もう1度カズさんと会えたのは、自分がそうしようと思ったから。

英語で世界は広がります。

でも、広げに行くのは自分自身。

生きてるうちに 会いたい人に会いにいこう

元気なうちに 行きたい場所に出かけよう

今回のかずさんとの再会で、強く強く思いました。

そう思わせてくれるかずさんは、やっぱり偉大だ!